ダイバーシティ

Zホールディングスグループでは、従業員一人ひとりが、ライフステージや属性等の違いにかかわらず、最大のパフォーマンスを発揮できる環境づくりに取り組んでいます。

ダイバーシティの基本方針

ヤフー

ヤフーでは、多様な人財が相互理解と尊重に基づいて組織力を最大化することにより、私たちの企業ミッションである「UPDATE JAPAN―情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」の実現を目指します。

実現に向けて、経験・価値観・ライフステージ・属性の違いにかかわらず、社員ひとりひとりを尊重し、活躍できる土台をつくり、多様なサービスや事業のイノベーション創出に活かしてまいります。

そのための取り組みとして、ヤフーでは女性・育児・LGBT・障がい者・グローバルなどをテーマとして、社員のプロジェクトによる課題解決を中心に取り組んでいます。また、各プロジェクトごとに執行役員によるスポンサーシップ体制を構築し、経営コミットメントのもと、ダイバーシティの施策を行っています。

LINE

LINEでは、私たちのMISSIONである「CLOSING THE DISTANCE」を達成するために、価値基準としての「LINE STYLE」を掲げるとともに、行動指針としての「LINE CODE」を定めており、これらに沿った行動を役職員に求めています。「LINE CODE」は「PRIDE」を中心とした4つのキーワードから構成されますが、そのうちの1つである「Respect」において、多くのチャレンジを行うためには多様性を理解し合える環境が必要であると定めています。

私たちは、LINE CODEに従って、国や組織、職位の壁を越え、互いを尊重しあい、コミュニケーションを交わすことで、イノベーティブな会社をつくっていきます。

基本的人権の尊重

Zホールディングスグループでは、国際的な人権の原則*に従い、強制労働・児童労働の防止、差別・ハラスメントの禁止、労働時間の管理、労働組合結成の自由、および団体交渉権の尊重など、安全で安心して働ける職場環境を維持することに努め、従業員一人ひとりの人権と個性を尊重する取り組みを行っています。

  • *「世界人権宣言」「国連ビジネスと人権に関する指導原則」「子どもの権利とビジネス原則」「ILO宣言の中核8条約上の基本原則」を指します。

ダイバーシティ推進の取り組み

ヤフー

ヤフーでは、管理職へのマネジメント研修の一環として、多様な人財の働き方に関するダイバーシティマネジメント研修を実施しています。新任管理職は受講必須となっており、基本知識はもちろん、具体的な事例をもとに、自身と異なる働き方をする部下をマネジメントする際の留意点を学びます。
全社を対象に2016年度より毎年「ダイバーシティウィーク」を実施し、人事・執行役員・従業員有志が連携して社内のダイバーシティ推進を目的とした啓発イベントを開催しています。講演会やワークショップ等を通して、従業員一人ひとりがダイバーシティを考える機会を提供しています。
また、女性活躍・女性の健康・育児・LGBT等性的マイノリティ・障がい者・グローバルなどをテーマに、従業員有志によるプロジェクトが形成され、プロジェクトのスポンサーとなる執行役員や人事部門と連携して課題解決活動を実施しています。

LINE

LINEでは、ダイバーシティおよびインクルージョンの推進が私たちの価値基準である「WOW!」を生みだすために重要なものとして位置づけています。そのために2020年度より管理職向けのダイバーシティ・インクルージョン研修を実施しております。ダイバーシティとインクルージョンに関する基礎的な知識や、多様性を理解し合える環境を作るために持つべき視点などを座学で学ぶとともに、正解が一つではない事例を受講者にも考えてもらい、その回答を受講者間でシェアすることで受講者である管理職同士にも多様性があることを認識してもらえる研修としています。
また、ダイバーシティおよびインクルージョンを促進する取り組みの一環として、外国籍の方が日本で就業するにあたって直面する様々な課題の解決を支援する取り組みや、障がい者が社内でどのように活躍しているか、障がい者に活躍していただくために取り組んでいる工夫などを紹介するニュースレターを発信しています。上記は取組の一例ですが、全社員一丸となってダイバーシティおよびインクルージョンの促進に取り組んでいます。

女性の活躍

ヤフーでは、女性が安心して働き続けられるための取り組みを推進しています。また、女性活躍推進法に基づき、2016年3月に厚生労働省に行動計画の届出をしています。

女性活躍推進法に基づく取り組み

現在、Zホールディングスグループ全体の女性管理職が全体に占める比率は、2020年度で20.3%となっています。ヤフーの女性活躍推進に関する行動計画に課題として挙げている「全体および管理職に占める女性の割合が、女性活躍推進法の目安より低い」ことについて、引きつづきライフイベント支援やキャリア形成支援の施策を通して積極的に課題解決に取り組んでいきます。

多様な人財の活躍促進に向けての取り組み

ヤフーでは2012年度より女性従業員有志プロジェクト主催のキャリアワークショップや各種講演会を実施するなど、女性のキャリア支援を行っています。また、2017年度には女性の社会進出を男性の立場から考える「男性学」をテーマとしたセミナーを開催するなど、相互理解による多様なキャリアや働き方への理解促進を行いました。

女性の次世代リーダーの創出

ヤフーの「次世代リーダーの創出」を目的とする企業内大学Yahoo!アカデミアでは2019年度より「女性リーダークラス」を設置し、より上のレイヤーを目指す、マネジメントに関心がある女性従業員向けのプログラムを実施しています。2020年度からは、Zホールディングスの企業内大学Zアカデミアにて同様のクラスを実施しています。

ワークショップの風景で女性が数名テーブルを囲んで話し合っている画像

育児・介護

ヤフー

ヤフーでは、場所を選ばずに働けるどこでもオフィス制度や短時間勤務、時差勤務、育児・介護休業に加えて、小学生以下の同居の子を養育する従業員や、家族の介護や看護が必要な従業員を対象に、2017年度より土日の休日に加え1週あたり1日の休暇を取得できる「えらべる勤務制度」を導入しています。
例えば、小学校の夏休みにあわせて8月のみこの制度を利用するなどにより、より個々の従業員の事情にあった働き方の実現をサポートしています。
また、従業員有志が中心となって、子育て中の従業員とその上司を対象とした座談会や、情報交換・悩み相談ランチ会、個別の相談の受付など、仕事と育児の両立支援の活動を継続的に行っています。
2020年10月に施行された「ヤフーの新しい働き方」では、コアタイムが廃止され、出勤日の必要最低労働時間を3時間として月間所定労働時間内で社員が自律的に勤務スケジュールを設定し勤務する形態になりました。社員それぞれの多様なライフステージに応じて最適な労働場所やスケジュールを自律的にアレンジできるようになり、育児や介護等と業務の両立がよりスムーズに行えるようになっています。

パパスクール開催時に子どもと一緒に笑顔で写っている社員の集合写真の画像

LINE

短時間勤務、時差勤務、育児・介護休業といった各種制度に加えて、2017年からは社内保育園「みどりの保育園」(四ツ谷オフィス内)を常設し、性別を問わず従業員の仕事と育児の両立を支援しています。
また、コロナ禍で2020年以降実施できていませんが、毎年8月にはFamily dayを開催し、従業員のご家族が会社を訪れて職場を見学するだけでなく、カフェで開催される出店や各種イベントを楽しむ催しを通じて従業員のご家族にLINEを理解していただく機会を設けています。

LGBT

ヤフー

ヤフーでは、2016年度より同性パートナーや内縁パートナーに対して配偶者と同等の福利厚生を適用しています。LGBTについての理解を促進する機会として、新任管理職を対象としたダイバーシティ研修を受講必須で実施しているほか、LGBT当事者社員有志プロジェクトが主催する講演会の開催を行っています。これらの取り組みに基づき、2019年度には、企業内でのLGBTなどの性的マイノリティに関する取り組みの評価指標、「PRIDE指標」における最高位「ゴールド」を取得しました。
また、社外の啓発活動にも積極的に参加しており、東京レインボープライド等のLGBT啓発イベントへの出展をはじめ、2020年度には日本国内における婚姻の平等(同性婚の法制化)に賛同する企業を募るキャンペーン「Business for Marriage Equality」への賛同も表明しています。また、Yahoo! JAPANのサービスの構築・運営に従事する部門からの要望に応じて、LGBT当事者社員有志プロジェクトが当事者観点でのレビューを提供するなどのサービス改善の取り組みも行っています。

  • *LGBTとは:L(女性同性愛のレズビアン)、G(男性同性愛のゲイ)、B(両性愛のバイセクシャル)、T(体と心の性別が一致しないトランスジェンダー)の頭文字です。

LINE

LINEでは長年、同性婚や事実婚のパートナーも慶弔休暇や妊活支援など福利厚生制度の対象としており、多様な価値観を大切にしています。
また、新たに管理職となる従業員向けの研修の一環として、LGBTに関する基礎知識を習得し、様々なメンバーをマネジメントするために必要な意識を醸成する時間を設けています。

障がい者

ヤフー

ヤフーでは、障がいの有無にかかわらず、個人の才能と情熱を重視した採用を行い、営業やサービス企画、エンジニア、ウェブデザイナー、カスタマーサポート、管理部門などさまざまな職種で障がいのある従業員が活躍しています。
人事スタッフが仕事・生活上の悩みなどをケアしており、年6日の特別休暇を付与する「ノーマライゼーション休暇(障がい者向け特別休暇)」も備えています。
また、社内の有志プロジェクトにより、ヤフーが提供するサービスと協働して障がい者の観点を生かしたサービス改善の取り組みも継続的に行っています。
現在ヤフーでは障がい者の法定雇用率を満たしており、今後も、障がいのある従業員が実力を発揮できる職場づくりと積極的な雇用を推進していきます。

LINE

LINEでは2019年に特例子会社であるLINEビジネスサポート(株)を設立し、サービス監視、ヘルスキーパー(マッサージ)ルームの運営、郵便物等の配送、社内美化、事務サポート等の業務を中心に障害のある従業員が活躍しています。
障がい者ひとりひとりの特性や成長意欲に応じた業務アサインや支援を行うことを通じて、社員の皆さんに喜ばれる職場環境づくりを目指し、障がい者自身が成長を実感できる会社の実現に向けて日々邁進しています。

パラアスリート

ヤフー

ヤフーには、競技活動と業務を両立させながら業務経験やスキルの習得を目指す4人のパラアスリートが在籍しています。
本人の希望に沿って勤務時間や業務量の調整を行うことで両立をサポートするほか、従業員有志プロジェクトが中心となり、パラアスリートとの交流や障がいの理解促進イベントを開催し、安心して働き、実力を発揮できる風土醸成を行っています。

ヤフーに所属しているパラアスリート 洞ノ上 浩太 車いす陸上(マラソン) 杉野 明子 パラバドミントン 加納 慎太郎 車いすフェンシング 武村 浩生 車いす陸上(マラソン) 4名の並んだ写真

LINE

LINEでは、パラリンピックを目指す障がい者アスリートを雇用し、その競技活動を積極的にサポートしています。競技活動を主な業務とし、日々練習や合宿、日本のみならず世界で開催される大会に参加。その活躍は他の従業員に勇気や感動を与えてくれています。また、一部のアスリートはアスリート活動と社内ヘルスキーパー(マッサージ)業務を両立させ従業員の健康維持にも貢献しています。

グローバル

ヤフー

ヤフーでは、自分を成長させたい人、意欲的な人には年齢や性別、国籍などにかかわらず機会を提供しています。そのため、外国籍従業員がさまざまな人と垣根なく関われる風土づくりにも取り組んでいます。
2017年度は、異文化交流や異文化理解イベントの開催、外国籍従業員同士のネットワークづくりを行いました。2018年度は、チャイニーズニューイヤーナイトを開催し、さまざまな文化をもつ社員が集まり、交流を深めました。2019年度は、従来の外国籍従業員の入社時オリエンテーションに加えて、先輩社員と新入社員がともに交流を深めるウェルカムイベントを開催し、ネットワークづくりのサポートなどをすすめました。
また、経営陣から従業員へ社内イントラネットやメールを通じてメッセージを送る際には、全ての従業員が理解を深めることができるように日本語、英語併記によるコミュニケーションを行っています。

異文化交流イベントで両手を合わせて笑顔の集合社員の画像

LINE

LINEでは外国籍社員へのサポートを行う専門組織を設置しています。
入国後2ケ月間のマンスリーマンション手配、銀行口座開設、携帯電話や住宅まわりの契約といった日本で生活をスタートするまでのサポートから始まり、ご家族を含めた異文化交流イベント実施、ビザ手続き、生活周りの相談、医療等緊急時の支援や帰国時の住宅関連解約、年金脱退、税金還付等まで、外国籍社員の方やご家族が、慣れない日本での生活に困ることのないようサポートを行っています。
また、韓国語および英語に関する通訳翻訳組織において当社独自の表現や専門用語に対応した通訳や文書翻訳を行うことにより、外国籍社員のコミュニケーション支援を行っています。