2023.02.28

Zホールディングス株式会社
千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム
法政大学

Zホールディングスと千代田区の5大学コンソーシアム共催 防災・減災啓発企画ワークショップに大学生12名が参加
~ 東日本大震災からまもなく12年、災害に対する当事者意識の希薄化を防ぐ ~

Zホールディングス株式会社(以下、ZHD)にて、グループ内外とのオープンコラボレーション事業を展開する「LODGE」(ロッジ)は、千代田区内の徒歩圏にキャンパスが近接する5大学(大妻女子大学・大妻女子大学短期大学部、共立女子大学・共立女子短期大学、東京家政学院大学、二松学舎大学、法政大学)で結成された「千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム」(以下、千代田区キャンパスコンソ)と共同で、大学生を対象としたPBL(課題解決学習)として、全6回の防災・減災体験ワークショップを、228日(火)より開催いたします。ワークショップには、千代田区キャンパスコンソに所属する大学より、大学生12名が参加します。

ZHDグループは、事業を通じて解決する社会課題の中でも、特に注力する領域として「情報技術を活用した防災・減災への取り組み」を掲げています。ZHDグループ企業のヤフー株式会社やLINE株式会社では、復興支援に加えユーザーの防災に対する意識向上に向けた企画の展開や、災害時における情報支援など、さまざまな取り組みを行っています。

まもなく東日本大震災から12年が経過しようとする中、現在の大学生の多くが震災当時は10歳以下だったということもあり、「未来への継承」が必要だと捉えています。今後、世代交代によって災害に対する当事者意識が薄れていくことを防ぐため、「LODGE」はこのたび「千代田区キャンパスコンソ」と共に、ワークショップを通じて災害の事実や復興の現状を学ぶ機会を大学生に提供します。参加学生は福島県でのフィールドワークや、ヤフー株式会社、LINE株式会社などの防災・減災関連サービスを提供する企業や専門家の講演を通じ、有事に適切に行動できるようになるための仕組みや仕掛けを考え、最終回で発表します。

LODGE」と「千代田区キャンパスコンソ」は、防災・減災意識を向上させることの必要性・重要性を伝え、本ワークショップを通じ、若い世代の防災・減災に対する当事者意識を高めていきます。

■ワークショップ概要
https://chiyoda-consortium.jp/news/20230112_01
● 名称:「企業連携型PBL_防災・減災体験ワークショップ"若い世代を動かす「きっかけ、仕組み」とは?"」
● 開催期間:2023年2月~3月
● 場所:LODGE(東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー17F)、福島県双葉郡 双葉町、浪江町の被災地等
● 参加者:千代田区キャンパスコンソに所属する5大学の学生12名(予定)
● プログラム:全6回

1回 228日(火)13:0016:30 開会式、参加学生向けオリエンテーション
2回 33日(金)12:5016:00 福島県フィールドワーク
3回 37日(火)13:0016:30 座学(防災減災の継承、災害情報の活用と発信)、若者世代の被災経験者とのディスカッション
4回 310日(金)13:0016:30 座学(企業事例から学ぶ防災・減災の取り組み)
5回 314日(火)13:0016:30 防災・減災 啓発アイデアの企画
6回 317日(金)13:0016:30 自己評価振り返り、企画の発表

■Zホールディングス株式会社 ESG室長、ヤフー株式会社執行役員 西田 修一によるコメント
ZHDグループはグループ企業のヤフー株式会社やLINE株式会社を筆頭に、情報技術を活用した防災・減災への取り組みに注力しています。東日本大震災から月日が経過する中で、災害に対する当事者意識の希薄化も一部で懸念されており、ZHDはこれを社会課題だと捉えています。この課題を解決するための施策として、このたび、大学生の方々に、若者世代が防災・減災に対する当事者意識を強く持ち、有事に適切な行動をとることができるようになる仕組み・仕掛けを企画してもらうことになりました。
フィールドワークや座学を通じて災害の事実や復興の現状・課題を実感する機会、そして災害情報の活用方法や適切な発信方法を学ぶ機会を提供することによって、参加する学生の方々から、若者ならではの視点からユニークなアイデアが生まれることを期待しています。

■法政大学 常務理事・副学長 小秋元 段によるコメント
法政大学は、教育研究をはじめとするあらゆる事業活動を通して、地域社会への貢献を目指しています。その一環として、本学は千代田区コンソーシアムの幹事大学として、千代田区と地域
産業界等とともに、近接地の立地等を生かした大学間連携と地域発展の推進を図ることを目的として、様々な連携事業を展開しています。この度は、千代田区に本社を置く、ヤフー株式会社をはじめとするZHDグループのご協力のもと、本PBL「防災・減災啓発企画ワークショップ」を実施でき、嬉しく思います。
本PBLでは、学術的視点での防災・減災に対する知見の醸成、そしてフィールドワークやワークショップでの体験を通じて、課題の把握そして今後に向けて何ができるのかを考える良い機会となることを期待します。社会生活の準備段階ともいえる大学生活において、「なぜだろう」という知的好奇心を踏まえ、「こんなことが役立つのではないか」といったアイディアの創出に繋げていくことは、社会的意義も高いことから、参加する学生には積極的に取り組んでもらいたいと考えております。

【Zホールディングス オープンイノベーションハブ「LODGE」について】
https://lodge.yahoo.co.jp/
コワーキングスペースの提供から進化し、現在はZHDグループ内外とのオープンコラボレーション事業を展開。公共公益性と先進性を2大テーマに、各種コラボレーション、オンラインイベント、コンテンツ発信、ビジネスマッチング支援、新規事業の実証実験を中心に活動し、イノベーションの創出を目指しています。

【千代田区キャンパスコンソについて】
https://chiyoda-consortium.jp/
2018年4月に、千代田区内の徒歩圏にキャンパスが近接する5大学(大妻女子大学・大妻女子大学短期大学部、共立女子大学・共立女子短期大学、東京家政学院大学、二松学舎大学、法政大学)で設立し、千代田区と地域産業界等とともに、近接地の立地等を生かした大学間連携と地域発展の推進を図ることを目的として、様々な連携事業を展開しています。